今年も残りわずかとなりました。すっかり遅くなってしまいましたが、最後に今年掲載された論文をご紹介します。
Evaluation of genetic consequences of stocking on the southern-margin populations of white-spotted charr
Ecology and Evolution, 14(8) e70140,
前作 (https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/jbi.14553) に続いて、京都大学の下野さん、岐阜県の岸さん、北海道大学の小泉さんとの共同研究です。
※前作
前の論文(上記参照)にて本州中西部のイワナを遺伝的に、太平洋型(ヤマトイワナ)、日本海型(ニッコウイワナ)と琵琶湖流入河川型の3つにグループ分けすることができました。今回は、琵琶湖流入河川型に注目し、その分布と地理的遺伝構造、そして、MIG-seq法を用いて在来魚と放流種苗との区別が可能であるということを示したものです。オープンアクセスですので、是非ご覧ください。
それでは、よいお年をお迎えください。
by mastaro
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