だいぶ暑くなってきた今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
4月の記事を書いてから、だいぶご無沙汰になってしまいました。この2か月間の間に季節は進み、梅雨に入りました。しかしながら、今のところ調査に当たることもなく無事にサンプルを集めてられています。これも4年生の普段の行いがいいからかな?
それでは調査の様子を紹介していきます!(すべて特別な許可を頂いて調査しています)
まずは阪南河口組!
とある魚を求めて砕波帯ネットを引き続け、川では投網を投げていたのですが、なかなか獲れず…。この月からテーマを少し変えることにしました。担当はsbtくん。
山盛りのアオサ!まだたくさん生えていて、砕波帯ネットに引っ掛かります。これを外すのがなかなか億劫なんですよね…。
しかし味噌汁とかにできそう。
アオサに紛れて、こんな小さなフグ類も採集されました。時期的にクサフグの稚魚かな?
海岸での調査後に川の方にも行ってきました。水が少ないですねえ。
6月に入るとみんなを悩ませていたアオサ類がだいぶ少なくなりました。
でもその代わりに…
暑い!!!!
7月の調査時には、な、なんと海水温39℃!もはやお風呂です…!
これからの季節は熱中症に気を付けながら調査しなければならないですね。
調査の方は順調です。このまま秋まで頑張っていきましょう!
続いてはカメ調査!kkmtくんが罠を仕掛けてどんなカメがいるのか調べています。
4月からこれまでで3回調査を行いました。公園内で調査させていただいていることもあり、いろんな方から話しかけられること!カメの調査であることを話すと、多くの方が情報をくださいます。
そのおかげもあり、よさそうな設置場所もきめることができました。
作業量が多くて大変な調査ですが、サンプルも集まってきました。
次は人工護岸と砂地での仔稚魚調査です!
こちらはkbysさんとsmmrくんが2人で分担してくれています。
大阪湾はほぼ全域が護岸されており、特に垂直護岸が目立ちます。そんななかで、魚のこどもたちはどこで育っているのかを調べています。今回は人工的な沿岸と自然的な海岸を比べるのが目標です。
ゴミがたくさん流れ着いているところでも、様々な仔稚魚が暮らしています。小規模な砂浜や、人工的な沿岸環境がどのように利用されているかが明らかになれば、大阪湾での水産資源を守ることにつなげられるかもしれません。
工業地帯の間にも小さな干潟があって、ウミニナらしき巻貝がたくさん生息していました。
魚だけじゃなくて、ベントスも調べてみたいな~なんて思ったり。
興味ある学生さんがいたら提案してみましょうね。
写真は載せていませんが、他の学生さんも卒業研究を頑張って進めてくれています。
データが溜まってくるのが楽しみですね!
これからも引き続き、調査の様子を紹介していきたいと思います!
くにしま
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